国蝶のオオムラサキを毎年3年生が育てています。オオムラサキは、幼虫のまま地面のエノキの葉の下で冬を過ごします。冬の間眠っていた幼虫は、春になり暖かくなると目を覚まします。目を覚ますとエノキの木に登ってきて、エノキの葉が芽吹くのを待ちます。
冬の間は敵から身を守るために枯れ葉と同じ茶色でしたが、エノキの葉が大きくなってくると、体の色を葉っぱと同じ緑色にします。そして、もりもり葉っぱを食べ、皮を脱いで大きくなっていきます。
岡野小学校のオオムラサキの幼虫は今、教室の前の小さなエノキの植木にいます。数匹が目を覚まし、木に登ってきて、エノキの葉をモリモリ食べています。早く岡野小学校の子どもたちに会いたいと言っているようです。