3年生 オオムラサキ日記

3年生で育てているオオムラサキが、6月9日にサナギから羽化しました。羽の色を見てみるとムラサキ色をしているのでオスです。

オスの成虫!

オスの成虫!

3年生のみんなで羽化を喜び合った後、観察をしました。すると、「先生、足が4本しかありません!」「昆虫じゃない!」と大騒ぎです。見てみると本当に足は4本しか見えません。子どもたちの観察力は素晴らしいです!しかし、よく見ると前の2本の足を折りたたんでいます。オオムラサキは6本の足のうち、2本の足は使わなくなってしまったので4本に見えるのです。だから、オオムラサキも昆虫の仲間です。子どもたちにその話をすると、もう一度オオムラサキを観察して足の様子を確かめていました。みんなどんどんオオムラサキについて詳しくなってきました。

エサを食べています!

エサを食べています!

次の日また2頭が羽化しました。羽の色はどちらもムラサキ色。またまたオスです。オオムラサキは、先にオスが羽化してメスの羽化を待っていることが多いようです。何日かして、今度は羽が黒い色の成虫が2頭羽化しました。今度はメスです。オスよりも大きいです。今、岡野小学校のケージの中は、成虫がオスもメスも元気に飛んでいます。子どもたちも理科の時間だけでなく、休み時間にもよく観察してくれています。これからも世話をしっかりしていきます。

ケージの中で!

ケージの中で