「岡野隕鉄」しらべ隊!

明治37年(1904年)4月7日の午前6時35分頃、丹波篠山市今福(当時は多紀郡岡野村今福)に突然、雷鳴のような大音響がとどろきました。近くに住む畑勝蔵さんは、その音に驚き、空を見上げると何かの物体がお寺の裏山に落下するのを目撃しました。一緒にいた2人とともに裏山に駆け上がり、辺りを探したところ、樫の木が裂け、その根元に煙が漂う直径20センチ深さ80センチの穴を発見しました。畑さんらは、穴の中にとがった方を上に向けて突き刺さっている黒い石のようなものを掘り出しました。これが「岡野隕鉄」の始まりです。この「岡野隕鉄」について、4年生は総合的な学習の時間を使って、調べ学習をしました。また、落下地点は岡野校区であるため、1月25日の総合の時間に5年生とともに見学に行きました。隕鉄のレプリカを触ったり、いろいろと調べたりすることで岡野地区の魅力を再発見することができました!

また今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ゲストティーチャーとして畑さんのお孫さんなどに直接教えて頂くことは控えましたが、この見学をして質問や感想を畑さんにお伝えしてお返事をいただく計画をしています。