5年生の家庭科では、手縫いの学習を進めています。これまでに玉結びや玉どめ、なみ縫いなどの基本的な縫い方を練習し、その技を生かして小物作りに取り組んでいます。子どもたちは、ティッシュケースやペンケースなど、自分で使うものを選び、デザインを考えて制作しています。布の柄合わせや飾りつけにもこだわり、一針一針、丁寧に縫い進めています。最初は針と糸の扱いに苦労していた子も、少しずつコツをつかみ、集中して作業を進める姿が見られるようになりました。完成を楽しみにしながら、「自分で作ったものを使いたい」「家でも作ってみたい」と意欲を見せる子もいます。ものづくりを通して、生活に生かす力や最後までやり遂げる力を育てていきたいと思います。
